【不登校】毒親や過干渉が引き起こす影響とは??

愛着障害歴40年以上
不登校のお母さん歴10年

心理カウンセラーの亜希子です
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親と子供の関係における過干渉や毒親という問題は、時に難しいものです。
正直、私は「毒親」という言葉があまり好きではありません。
なぜなら、親自身、毒だと思っていない場合が殆どだからです。
愛情の裏返しとして現れる過剰な保護や干渉ですが、子どもにとって負担となることもあります。
この記事では、過干渉や毒親の兆候、影響、そして改善方法について考えてみましょう。

過干渉とは?

過干渉とは、親が子供の成長や自立を阻害するような行動を取ることを指します。
例えば、子どもの気持ちを確認せず、先回りして物事を決定する事。
またわが子を心配しているという事を盾に子どものプライバシーを侵害する行為などがあります。

毒親の特徴

毒親とは、子どもに対して身体的、精神的、または感情的な虐待や支配的な態度をとる親のことを指します。
毒親は自分の不安や欲求から自己中心的であり、子どもの自己肯定感や自己表現を妨げることがあります。依存的な関係に陥りがちであったりします。

影響とは?

過干渉や毒親の影響は、子どもの心理的健康に深刻な影響を与える可能性があります。
親の価値観を押し付けることで子どもは自己肯定感や自己表現の能力を失い
無価値観や罪悪感を持ったまま大人になるため非常に生きづらい人生を強いられます。

改善方法

過干渉や毒親を改善するためには、まず自分自身の行動を振り返ることが大切です。
子どもへの要求は自分の不安から起こってはいないか?
また、親や世間の価値観で子どもを縛り自由を奪っていないかを振り返ってみることです。
親が自分自身と向き合い自己受容することで子どもの意見や気持ちを尊重できるように変化していきます。

まとめ

押さえつけられて育った子どもは自分の意見に自信が持てず、常に周りからの評価を基準にしてしまう傾向があります。
このことで学校などの集団生活が苦痛になってくるのですね。
過干渉や毒親の問題は、親子関係のみならず、子どもの将来に大きな影響を与える深刻な問題です。
親は子どもの成長を尊重し、彼らが自己表現し、自立することを支援することが大切です。