【不登校】その行動、不登校の回復を遅らせるかも??!!

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不登校のお母さん歴10年
心理カウンセラーの亜希子です。
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「良かれと思っての行動」が
実はお子さんにとって負担に…

親が「よかれと思って」行動しても
子どもがそれを喜ばないことは珍しくありません。

というのも…
忘れてはいけないのがその行動が
「誰にとってよいのか?」

ということです。

たとえば、親が「これは良いことだ」と思っても、子どもがそう感じているかどうかは別です。

逆に、親が「悪いことだ」と感じていることが、子どもにとっては良い場合もあります。
実は子どもにとって「ありがた迷惑」「おせっかい」だったりするわけですね。

更に言うとお母さんの「良かれと思って」取った行動は
「子どもを想って」と言う仮面をかぶっただけで
実は、「自分の不安をなんとかしたい」だけの事が多いのです。

これでは子どものエネルギーは奪われてしまいます。
例えば、将来のためにと勉強や塾に通わせているつもりでも、そこに子どもが意味を見いだせず、負担となってしまうのです。

特に、不登校から復活する段階では、親の行動がエネルギーの減少につながることが顕著となるのです。

「よかれと思って」突っ走ることは、とても危険です。
そして、子供が「しなくていいよ」と言っていることに無視して行動するのも、同様に危険です。

子どもが「部屋の掃除はしなくていい」と言ったにもかかわらず勝手に掃除をしてしまうと、子どもは自分の言葉が尊重されていないと感じるかもしれません。尊重されることはプラスの感情を生み出しますから、子どもの自己肯定感は育つわけですね。

したがって、「しなくていい」と言われたら、それを尊重することが重要です。日々の積み重ねが、子供のエネルギーを奪わずに回復させていくのに役立つでしょう。

子育ては手探りの旅ですが、親と子どもが互いの視点を尊重し合いながら歩んでいけば、より豊かな絆を築くことができるでしょう。